南アルプス市社会福祉協議会では、「災害・防災をキーワード」に地域づくりに取り組み本来の社協の使命である地域福祉を推進していくための事業を行っております。
防災出前講座
被災地で災害ボランティア活動を行った職員が学校、自治会、サロン、ボランティア団体等へ出向き、災害について考えていただくきっかけづくりとして、防災講話等を行っています。
防災学習会
市民の方を対象に災害について、考えて学ぶ機会として学習会を実施しています。
令和4年度
防災×キャンプ ~楽しいが防災につながる~
令和3年度
令和台風19号災害から「学ぶ」「逃げ遅れ」 “しない” “させない” “取り残さない”
令和2年度
避難×新型コロナ ~感染症とどう向き合う~
災害ボランティアセンター設置運営講座
様々な自然災害の経験から、大規模災害発生時には、被災者ニーズの的確な把握と全国から駆けつける多数のボランティアをスムーズにマッチングすることにより、被災地の早期復旧や被災者によりそった支援が可能となることが明らかになっています。
また、同時に社会福祉協議会が多くの団体の協力を得る中で災害ボランティアセンターの立ち上げ・運営を行うことで、より被災者に寄り添った支援が可能になります。合わせて、支援が必要な方を優先的に支援するふくし避難所の設置・運営も必要とされます。
以上のことから、発生が危惧されている東海地震などに備え、地元住民や民間団体との連携、協力のもと、災害ボランティアセンター・ふくし避難所を速やかに立ち上げ、円滑な運営ができることを目的として開催しています。
開催時にはホームページやFacebook、手をつなごう(社協毎月発行情報誌)でお知らせします。
南アルプス市災害ボランティアセンター設置までの流れ
災害ボランティア
災害ボランティアとは、災害発生時、被災地内外から駆け付け支援活動を行うボランティアを言います。ボランティア活動は、災害廃棄物の除去や避難所での炊き出し、傾聴活動、体操やリラクゼーション等、様々な活動があり、被災者の自立や生活再建を後押しし、復興の力になります。
★被災地への旅行や特産物等を購入することも復興の力になります。
災害ボランティアを希望する方へ
被災地での災害ボランティア活動をする方は、正しい情報を入手し、十分準備してご参加ください。
※動画
- ボランティア活動へのすすめ
- 災害ボランティアセンターとは
- 災害ボランティア活動の動き
必要最低限の持ち物の例
- 帽子またはヘルメット
- ゴーグル
- マスク
- タオル
- 軍手
- 踏み抜き防止対策グッズ
- 飲み物
- 昼食
- バッグ など
災害ボランティアバスの運行
近隣県で災害が発生した際に、被災地での災害ボランティア活動を希望する市民の方を対象にボランティアバスの運行を行います。
福祉避難所
福祉避難所とは、災害対策基本法に定める災害発生後、災害救助法が適用された場合、必要に応じ要配慮者の受入れを行なう二次的な避難所です。
近年、日本各地において地震、風水害、雪害等の災害が多発し、こうした災害時には特に高齢者、障がい者、妊産婦、乳幼児等の特別な配慮が必要な要配慮者にとっては、被災するだけでなく命の危険にさらされる心配やその後の避難所生活において十分な支援が受けられないという重大な問題が懸念されています。
そのため、生活支援、居住スペース等の十分な福祉要素が整った環境が必要となり、一般住民に開放される避難所とは別に要配慮者の生活を支える避難所として設置します。
南アルプス市では、要配慮者(高齢者)の緊急受入れに関する協定締結を11施設。要配慮者(障害者)の協定締結を8施設が行っています。
災害発生から福祉避難所受入れまでの基本の流れ
社協が災害に備えて行っている協定締結
- 平成18年3月31日
南アルプス市との災害時要援護者二次避難所の運営に関する協定を締結 - 平成24年1月28日
一般社団法人南アルプス青年会議所と災害時における協力に関する協定を締結 - 平成24年11月6日
南アルプス市との災害ボランティアセンターに関する協定を締結 - 平成25年10月10日
南アルプス市災害・防災ボランティア地区連絡会との災害時における協力に関する協定を締結